ヘルニアの人におすすめの椅子、アーユルチェアー。使用して腰痛が改善
2020/09/01 17:32
ライター:平田提
腰痛 健康 リモートワーク 商品紹介家での勉強やリモートワークでは、どうしても座りすぎになりがちです。パソコンをずっと見るので目も疲れるし、肩もこりますよね。何より腰痛がひどくなっていないでしょうか……。
デスクワークや勉強で腰痛に悩む人には、(もちろん合う・合わないはあると思いますが)椅子をアーユルチェアーに変えるのがおすすめ。筆者も腰椎椎間板ヘルニアに悩まされてきましたが、アーユルチェアーに変えたところ腰痛がかなり軽減されました。腰痛の原因やアーユルチェアーの特長・効果についてこの記事では紹介します。
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テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの調査などによると「座りすぎの人はそうでない人に比べてがんなどの死亡リスクが高まる」そう。 日本の厚生労働省も、座りすぎによるエコノミークラス症候群には注意を呼びかけています。
・参考
シドニー大学などオーストラリアの研究機関によれば日本人は1日7時間座っているようで、これは世界最長らしいです。
全日本民医連の記事によれば、腰痛の原因はさまざま。ただ慢性腰痛のほとんどは背骨・椎間板が曲がることで、軟骨が圧迫・ずれ・すり減りを起こすことにあるらしい。
・参考 全日本民医連 特集2 原因もさまざま あなどれない腰痛
腰痛や腰椎椎間板ヘルニアと診断された人は姿勢の悪さを指摘されることが多いです。猫背だったり、デスクワークでパソコンを見るため前かがみになったりしがちなんですね。
医師が勧めるリハビリや、コルセットをつくって巻くこと、内ももや体幹を鍛えるトレーニング、ストレッチも効果的。ただデスクワークが長く続くことを考えると、そもそも腰痛になりにくい環境や働き方にしたほうが良さそうです。
アーユルチェアーは「骨盤で座る椅子」。 背もたれがないのが特徴で、骨盤が立つため背筋がピンと伸びます。アーユルチェアーは家庭やオフィスだけでなく、慶應義塾高校など学校でも導入されてきているようです。姿勢が良くなると胸も広がるので、呼吸が深くなり集中力が高まるらしいです。
腰椎椎間板ヘルニアの人の場合、軟骨がすり減っている状態なので、前かがみの姿勢や猫背は禁物。
アーユルチェアーの公式サイトにもありますが、背もたれがある椅子に寄りかかると背骨が曲がってしまいます。アーユルチェアーの場合、背もたれがなく坐骨を支える「腰当て」しかないので、寄りかかることがありません。
また座面が坐骨に当たるので痛くなります(本当に痛いが、慣れます)。そうすると定期的に立ちたくなります。座りすぎを避けられるのもアーユルチェアーの良い点でしょう。
筆者は猫背だったのと、デスクワークが続いたことから腰椎椎間板ヘルニアを10年以上患っていましたが作業用の椅子をアーユルチェアーに変えたところ腰の痛みを感じることが少なくなりました。
アーユルチェアーは税抜48,000円(2020年8月時点)と値段は張りますが、腰痛の治療を続けたり、椅子を買い換え続けたりといった点と比較してみてはいかがでしょうか。床や椅子に乗せて使うタイプだと16,000円(税抜)です。
無料の1週間のモニター体験もありますし(送料はユーザー負担)、原宿のショールームや地方でも東急ハンズだと座って試せることがあります。
脚部がメタリックで「身長の高い人におすすめ」とされるプレミアムモデル「01」ですが、価格が65,000円(税抜)とやや高い。アーユルチェアーの販売元に電話したところ、48,000円のキャスタータイプ「オクトパス」でも高身長の人でも遜色なく使えるとのこと。キャスタータイプの座面は最大55cmのため、一般的な机の高さにも合うと思われます。実際、筆者は身長177cmですがキャスタータイプ「オクトパス」で問題なく使用できています。
長時間同じ姿勢を続けることは背骨に大きな負担を与え、腰痛や他の病気の原因になりえます。1時間に1回は立ち上がって小休憩するなどの習慣と、勉強やデスクワークの環境整備が必要でしょう。 腰痛の原因はさまざまだし万人にとって同じかは分からないので、アーユルチェアーの購入を検討されている方は、モニター利用や試しに座ってみることをおすすめします。
平田提
Dai Hirata
株式会社TOGL代表取締役社長。Web編集者・ライター。秋田県生まれ、兵庫県在住。早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒業。ベネッセコーポレーション等数社でマーケティング・Webディレクション・編集に携わり、オウンドメディアの立ち上げ・改善やSEO戦略、インタビュー・執筆を経験。2021年に株式会社TOGLを設立。
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